当社では、U29世代の旅行動向を予測する「NEWTみんなの海外旅行アンケート2024」を実施しました。

<エグゼクティブサマリ>

  • 2024年に行きたい国は引き続き韓国が人気、U29はアジア以外への旅行意向が強い
  • U29は他の世代と比較してコロナの影響を感じていない傾向
  • 情報収集ツールはSNS/インターネットが過半数、テレビが最も低い結果に。U29はSNSを複数活用して効率的に

■令和トラベル 執行役員(PR担当) 大木 優紀 Yuuki Ohki

今回、2024年の旅行市場予測とU29の旅行動向調査という2つの目的から「NEWTみんなの海外旅行アンケート2024」を実施しました。12月11日公開「NEWT Award 2023」(※)とあわせて分析した結果、2024年は引き続き韓国に人気が集まりつつもアジア以外への旅行意向が強いことがわかりました。2023年の海外旅行市場を振り返ると、4月に水際対策が終了して海外旅行が再開したもののコロナによる不安感が完全に払しょくされず、韓国・タイ・香港など東アジア周辺の渡航に留まっていました。しかし、今回のアンケート結果では、U29世代における遠方の旅行に対する意識が回復傾向にあることがわかりました。

現在、歴史的な円安や日本経済の世界的存在感の低下などの理由から、日本国内には閉塞感や焦燥感が漂っています。私はそういった空気を打破する第一歩として、海外旅行によって若い世代の目と足を国外に向けることは大いに重要なのではないかと思っています。

今回、日本の海外旅行市場に良い兆しが見られたことは非常に喜ばしいことです。NEWTでは、今後も海外旅行動向を定点観測することでトレンドをいち早く捉え、デジタルの力でU29の海外渡航を支援してまいります。

※12月11日リリース:海外旅行予約アプリ『NEWT』、「NEWT Award 2023」を公開

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000077082.html

■2024年に行きたい国は引き続き韓国が人気、U29はアジア以外への旅行意向が強い

2023年に引き続き、韓国(22.6%)に最も人気が集まりました。次いでハワイ(16.0%)、スペイン(11.3%)という結果となりました。

また、U29に絞って分析するとアメリカ(17.6%)が1位であり、全世代ではトップだった韓国(11.8%)が3位という結果になりました。各世代における2024年に行きたい国(エリア別)を見ると、U29はアジア以外の国への意向が強いことが分かりました。海外旅行が再開した23年にアジア周辺を旅行した結果、24年は足を伸ばして更に遠方へ旅行する意向が強まったと考えられます。

■U29は他の世代と比較してコロナの影響を感じていない傾向

次に「なぜ2024年に海外旅行に行きたいか」を質問したところ、「旅行が好き/趣味(30.2%)」「コロナがあけた(18.9%)」と引き続きコロナの影響も感じている結果となりました。一方、U29は「外国の文化に触れたい(23.5%)」「旅行が好き/趣味(23.5%)」が同率最多、「コロナがあけた(11.8%)」は4位だったことから、他の世代と比較するとコロナの影響を感じていない傾向と考えられます。

■情報収集ツールはSNS/インターネットが過半数、テレビが最も低い結果に。U29はSNSを複数活用して効率的に

旅行情報を集めるツールについては、過半数がSNS(75.6%)/インターネット(67.5%)を活用している結果となりました。年代別では、60代・70代はSNS/インターネット以外の情報収集ツールを活用している傾向が見られる一方、全世代においてはテレビでの情報収集は1割弱に留まる結果となりました。

使っているSNSはInstagram(75.2%)が最も多く、Instagram / YouTube / X が三大巨頭であることが分かります。U29は2つ以上のSNSを使っている傾向が強く、効率的に情報収集していることがうかがえます。

<アンケート概要>

実施期間:2023年11月24日~12月13日

実施アカウント:

X:https://twitter.com/newt_travel

Instagram:https://www.instagram.com/newt_guide/

LINE:https://page.line.me/847pjqcp

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